一口にプログラマーと言っても、ウェブ系や組み込み、金融系といった様々な種類があります。また、会社の規模やプロジェクトの内容によって、コーダーとしてスペシャリスト的なスキルが求められることもあれば、SIerのようなジェネラリストとしてのスキルが強く求められる職場もあります。しかし種類や仕事の内容を問わずに、ある程度共通して求められる適正というのも存在しています。この仕事をする上で、よく言われる求められる適正について知っておくのは悪くないことです。
プログラマーが求められるものの1つ目に、好奇心があります。自分が知らない事柄を自分で調べ、理解をした上でそれをアウトプットできるスキルがこの仕事には求められます。効率のよいコードを書ける人も、多くは強い好奇心を持ち、他人の良い部分を吸収していくことに優れた人たちです。2つ目に求められるものとして、忍耐力も重要です。デバック作業では原因不明なバグに悩まされることはこの業界にいる人ならば何度も経験します。そういった困難な事態に直面しても挫けずに、問題解決を図るには忍耐力が必要です。最後の3つ目に求められるものに、コミュニケーション能力が挙げられます。意外と思われるかもしれませんが、要件定義やコーディング、テストなど周りの人と協調しながら進める作業が多く、そのためにはコミュニケーション能力が不可欠なのです。
このようにプログラマーに求められる適性はいろいろとありますが、全てが必須という訳ではありません。しかしこれらに適ったスキルを持つ人ならば、長く業界に留まって良い成果を残しやすいはずです。(関連サイト:向いてる?向いてない?プログラマを目指して)